子どもが突然「ピアノをやめたい」と言い出したとします。そういうとき、親は「ダメダメ、何言ってるの!がんばって続けなさい」などと門前払いしてしまいがちです

でも、これでは、子どもは気持ちの持って行き場がなくなります。こういうとき大切なのは、まず子どもの気持ちを共感的に聞いてあげることです。


「どうしたの?」「そうなんだ、なるほど、なるほど」「それは嫌だね」「それは大変だね」というように共感的に聞いてあげることが大切です。

親が共感的に聞いてくれると、子どもは心にあることを正直に話すことができます。


そして、たっぷり話せてたっぷり共感的してもらえると、それですっきりして「もうちょっとがんばってみる」と言い出すこともあります。

そうならない場合も、原因がはっきりわかるようになります。本人にも親にもはっきりするのです。


「そうか、ピアノの先生と合わないんだ」。「友達とうまくいっていないんだ」。「もっと他にやりたいことがあるんだ」。「ピアノは好きなんだけど発表会が嫌なんだ」。

このようなことがわかってくるのです。


原因がはっきりすれば、それに応じて的確に対応することができます。

子どもの話を門前払いしていると、こういうことがまったくわかりません。すると、対応も的外れになってしまいます。


おまけに、子どもは「親に何を言っても無駄。言うだけ損」と感じるようになります。つまり、親への不信の念が抑えられなくなってしまうのです。

親がアドバイスをしたり、どうしても「ノー」と言ったりする必要がある場合も、まずは子どもの話をたっぷり共感的に聞いた後にしましょう。

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