新学習指導要領は、小学校では2011年(平成23年)度、中学校では2012年(平成24年)度から完全実施されます。

今回の改定で何が変わるのでしょうか?社会科の変更点について親野智可等先生に伺いました。


「暗記項目が明らかに増えています。とくに『47都道府県の名称と位置』『主な国の名前と位置』『世界の主な大陸と海岸』の3つが必修になって、かなり大変です」と親野先生。

「努力目標」と「必修」には大きな違いがあるそうです。「『覚えたらスゴイ』と言われれば挑戦する気持ちも芽生えます。

しかし、『必ず覚えなければならない』と言われればどうでしょうか?そこでムリに暗記させようとすると、社会という科目が嫌いになってしまうかもしれません」

親野先生はここでも「家庭で楽しく勉強すること(楽勉)が救いになる」と指摘しています。

「地図や地球儀を使って少しでもなれ親しんでおくこと。クイズを出し合ったり競争したり……。次のように、親子でいっしょにチャレンジするような気持ちで取り組みましょう」             

●都道府県名はカルタやジグソーパズルで楽しく暗記


都道府県カルタや日本地図(または世界地図)のジグソーパズルを使えば遊びながら覚えられます。大人でも都道府県の名前や位置を忘れる場合があります。ましてや馴染みのない国の名前や位置を完璧に覚えている人は少ないはず。

子どもに強制するのではなく、競い合う気持ちでいっしょに覚えましょう。 


●地理のジクソーパズル


地理のジグソーパズルを何度も作り直すことで位置関係が自然に頭に入ります。 


●カルタ


答えられた県をはずしていけば、苦手な県が手元に残ります。


●テレビの周辺に地図や地球儀を置いておく


リビングにあるテレビの周辺に地図、地球儀、図鑑を置きます。ニュースで話題の外国の地名を探したり、ドラマの舞台になった土地を確認したり……。テレビをきっかけに「何でも調べること」を習慣にします。

図鑑は理科の場合と同様に、ジャンルの違うものを5冊揃えるようにしましょう。


●リビングやトイレにポスターの地図を貼る


家の中にイラストのたくさん入った楽しい地図のポスターを貼ることも有効です。リビングには「世界地図」、トイレには「日本地図」、寝室には「世界遺産の地図」など、場所を決めて地図を貼ります。すぐに確認できるようにしておくことが大事です。       
                                   

●家族旅行


家族旅行のついでに工場を見学したり、日曜日に博物館に出かけたり……さまざま体験を積み重ねることで社会の仕組みや文化財に対する興味が自然にわいてきます。

初出「頭のいい子15号」学研

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