今週の相談
 
小学1年生の息子のことです。小学校へ入学し、気持ちが不安定になっています。とても優しく繊細な子のため、環境の変化にも敏感です。帰宅後、おもちゃを投げたり、ごはんにケチをつけたり、「なんか買ってくれー」とグズグズ言ったりします。「学童へ行きたくない」とも言っています。小学校に知り合いは誰もおらず、つらい気持ちがよくわかりますが、どのように受け止めてあげればいいのでしょうか?(ややママさん)


【親野先生のアドバイス】
ややママさん、拝読いたしました。

子どもにとって、新しい環境の生活に入るということは、とても緊張することなのです。小学校のような大きな集団のなかに入るときは、特にそうです。

どんなに社交性がありそうな子でも、元気いっぱいに見える子でも、内面ではけっこう緊張しているのです。もともと繊細で環境の変化に敏感な子の場合は、推して知るべしです。

ましてや、ご相談のお子さまの場合は、知り合いが誰もいないということですからなおさらです。先生も新しいし、クラスの子どもたちも新しいし、建物も、生活の仕方も、全てが新しいのです。気を許しておしゃべりしたり、ふざけ合ったりできる友達も、まだ一人もいないのです。

こういう場合、子どもは、かなり緊張しながら学校で生活することになると思います。それだけでなく、放課後は学童で過ごすということになれば、なおさらです。

学童で過ごす時間というのは、子どもにとってかなりのストレスになることが多いのです。学校が終わって放課後になり、下校して家に帰る子もいます。学童で過ごす子もいます。

学童で過ごす子たちは、クラスという集団のなかで7時間くらい過ごした後、また学童という集団のなかで過ごすのです。学童では、だいたい3、4時間過ごすことになると思います。合計で、10時間から11時間を集団のなかで過ごすわけです。

これは子どもにとってかなり疲れることだと思います。学童で元気に過ごし、それなりに楽しんでいる子でも、かなり疲れているのは事実だと思います。