入学準備品のTOP2といえば、ランドセルと学習机。とくに学習机は、金額的にもサイズ的にも「大きな買い物」だから、しっかり見定めて選びたいですね。

「ママノート」でおなじみの教育評論家・親野智可等先生に、学習机の選び方についてアドバイスをいただきました。

●長く使えて、集中力しやすい環境が作れるものを

ひとくちに学習机といっても、いろいろなタイプのものがあって、選ぶのに迷ってしまいます。どんな点を重視して選べばいいのでしょう?

親野

「机はランドセルと違って、小学校を卒業してからも使うものですから、長く使えて、集中しやすい環境が作れるかがカギになります。

また、集中力という点では、椅子選びも重要です。机と椅子、それぞれの選ぶときのポイントを挙げてみましょう」

●学習机を選ぶときのポイント

◆高さやブックエンドの位置などが変えられる

年齢とともに体が成長するのはもちろん、学校で必要なものや持ちものなども変わってきます。天板の高さや、ブックエンドの位置などが調節できるものを選びましょう。

◆ランドセルが置ける場所がある

ランドセルを掛けるフックなどがあれば、宿題やプリントが取り出しやすく、勉強や翌日の準備もスムーズにできます。

◆収納力があるもの

書道や絵の具のセットなど、学年が上がるにつれて学校で使うものが増えていきます。足元などに収納スペースがあると、机を広く使えて学習効率もアップします。

上棚は、ものも置けて便利な面もありますが、おもちゃ置き場になってしまう可能性もあります。その得失をよく考えて選びましょう。

●椅子を選ぶときのポイント

◆座り心地がよく、正しい姿勢が保てるもの

集中力を保つためには、正しい姿勢で座ることが大切です。実際に子どもを座らせて、背もたれが背中につくか、ひざや太ももの後ろに圧迫感がないか、腰と背もたれに隙間ができないか、足がぶらぶらしないかなどをチェックしましょう。

◆高さや奥行きなどのサイズ調節ができる

体が成長しても正しい姿勢を保てるよう、座面の高さ・奥行き、背もたれの高さなどが調節できるものを選びましょう。

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つづく(ママノート)

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