自分の部屋ではなくリビングで勉強する子どもが増えています。そんな「リビング学習」を提唱しつつ、「子どもの将来は『親力』で決まる」をモットーに活動されている親野智可等先生に、上手なリビングでの学習の仕方や親の関わり方、片付け法など、どのように子どもの学習環境を整えていけばいいのか、お話を伺いました。


●「リビング学習」は親が褒めて見守れば、子どもは安心してどんどん勉強します!

子育てに悩む親達へ心強いアドバイスをしている親野先生が「親力」をテーマに掲げたのには、教師時代のある“思い”からだそう。「子どもを学校でほめても、家では親からガンガン叱られているので、子どもは自己肯定感がなくなり、あえて悪いことをして親に愛情確認行動を起こします。子どもにとって親は環境そのもの。まずは親の力を総合的に上げていく必要性を感じました」。
リビング学習でも親の子どもへの接し方は重要です。「『勉強しなきゃダメでしょ』と親が否定すると、子どもは勉強が嫌いになります。叱るのではなく、親はまず子どもをほめること。そして見守ること。上手なリビング学習は『親力』にかかっています」。

●リビング学習は親が見守ることで子どもが安心して集中できる

リビング学習がいいのは、勉強していてわからないところがあると、すぐ親に聞けること。「ずっと横にいなくても、何か聞いたら答えられる場所にいると子どもは安心します。安心できるから集中できるという利点がリビング学習にはある」と親野先生は言います。
「教育心理学には『即時確認の原理』というのがあります。自分が勉強した成果をすぐ親に見せて「よく頑張ったね」と褒められると子どもはうれしいし、勉強が楽しくなる。逆に間違った場合も、すぐ確認して直せるので理解も早いし、記憶にも残りやすい。リビング学習はそういった点からも良いことづくめですね」。

●楽しみながら学ぶ「楽勉」のために本や図鑑などは身近な場所に

親の関わり方でやる気が芽生えた子どもの素質を開花させるために、親野先生がおすすめするのが「楽勉」です。生活や遊びの中でラクラクと楽しみながらできる勉強で、学習まんがや図鑑、かるたなどもそのひとつ。遊んでいるうちに、歴史や地理、星座などを覚えてしまうのがいいところ。楽しい、楽というのが最優先だとか。「リビングにはすぐ手に届く場所にこうした『楽勉』グッズや、知りたいと思ったときにすぐ調べられる図鑑や辞書を置いておくと良いですね」。子どもの知的好奇心をぐいぐいと引き出してくれそうです。

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つづく(ウチトコ)

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