自由研究は夏休みの宿題の中でもっとも困るものの一つだと思います。
今回オススメしたいのは工場見学をしてまとめる自由研究です。
これは誰でも簡単にできて、けっこう楽しくて、勉強にもなり見栄えもします。
「工場見学」や「自由研究」などのキーワードでネット検索すれば、見学できる工場がたくさん見つかります
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例えば、メカに興味がある子なら次のものがオススメです。
トヨタの工場
http://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/toyota_kaikan/plant_tour/outline.html
ANA機体工場
http://www.ana.co.jp/group/kengaku/
JAL機体工場
https://www.jal.co.jp/kengaku/
食べ物が好きな子なら次のものがオススメです。
キッコーマン醤油工場
http://www.kikkoman.co.jp/enjoys/factory
鈴廣のかまぼこ博物館
https://www.kamaboko.com/sato/taiken/
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まずは、ネットなどで情報を集めることが大事です。
どんな工場で何が見られるのか、体験はできるのか、事前予約が必要か否か、団体のみでなく個人も可か、見学は無料か、時間はどれくらいかかるのか、などです。
HPだけでなく、できたら口コミも調べましょう。
次に、実際に見学する工場を決めることになりますが、親の考えだけで決めると、子どもが乗ってこないこともあります。
情報をもとに親子で相談するようにしましょう。
いくつか選択肢を用意して一緒に選んでいくのもいいと思います。
当然ですが、できるだけ子どもが興味を持てそうなものにしましょう。
見学だけでなく体験ができる工場ならさらにいいです。
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見学する工場が決まったら、ノートかアルバムを用意して、次のようなことを書きこんでいきます。
見学する工場の名前、作っている物、場所、働く人の人数、その他工場の詳細について。
そして、見たいポイント、調べたいこと、質問してみたいことなども書いていきます。
このようなちょっとした事前準備をすることで、予備知識がたまり問題意識も持てるようになります。
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見学のときは目、耳、鼻などの感覚を総動員してしっかり見て欲しいと思います。
写真を撮ることばかり優先すると、リアルな感動を味わえなくなります。
写真を撮る前に、まずは自分の実際の感覚で十分に味わうことが大事です。
それによって感動も深まり印象深いものになります。
そして、もちろん写真も撮っておきましょう。
写真があれば自由研究としてまとめやすくなります。
プレートや掲示物で説明されているところは、それも写真に撮っておきます。
資料が置いてあればもらってきます。
見学しながら、気づいたこと、感想、疑問などをメモしましょう。
できたら、疑問に思ったことは質問できればいいですね。
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帰宅してから自由研究としてまとめるときは、写真が大きな役割を果たします。
時系列で写真を貼っていき、説明、気づいたこと、感想などを書いていけば、ほとんど完成です。
必要に応じてイラストを入れるのも楽しいと思います。
もらってきた資料があればそれを貼ったり、大事なところを抜き書きしたりしましょう。
帰宅後にネットなどで調べたことも書きこめば、さらに深めることができます。
最後に、全体のまとめと感想を書きます。
せっかくの機会ですから、一連の過程を楽しくおこなえるようにしてあげてください。
よい思い出ができると同時に、夏休みの宿題の最大の難関である自由研究も完成です。
めでたし、めでたし^^
こちらにも自由研究のまとめ方が詳しく出ています。
読書感想文、日記、小論文などの書き方も。
ps
下記のサイトも参考になります。
全国工場見学ナビ
https://kids.gakken.co.jp/factory/
いこーよ
http://iko-yo.net/topics/factory
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