子どものときに、昆虫を飼ったり草花を育てたりなどの本物体験をすることは本当に大切だ。

そして、こういった本物体験をさせながら、さらにちょっとした知的な刺激を加えてやるとより大きな効果がある。

例えば、草花を育てるとき、ちょっとした実験をしてみるように親がリードする。

土の栄養状態を変えて、二つのひまわりを育てて比べてみるとか、双葉の一つを切り取って、普通のものと成長を比べるなどだ。
その気になれば、簡単にできて、しかも面白い実験はいくらでもある。

本による知的刺激も必要だ。
例えば学習漫画だ。
漫画というだけで警戒するのは、中身を知らないからだ。

あるいは、図鑑や写真絵本などもよい。
これらの本には、子どもにとって栄養となる様々な知識がとても分かりやすく書かれている。

ネットで情報を探して子どもに見せてやるのもいいだろう。

そして、このような一連の過程をノートやアルバムなどに記録していけば、自由研究にもなる。
次のように記録していくのが一番簡単だ。

1,取り組んでいる様子を写真に撮ってプリントアウトして貼る
2,ときにはイラストを入れるのもよい
3,そこに、気づいたこと、感想、説明などを書いていく
4,本などで知ったことも書いていく

このような刺激を加えてやることで、子どもの知的好奇心はどんどん育ち、理科が大好きになる。


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