たまにしかない学校の作文の時間でしか文章を書かないというのでは、書く力が伸びるはずはない。気楽に書く「楽書き」を、日々の生活の一部にするとよい。

1,
家庭の中で、手紙のやりとりを日常化する。例えば次のようなことを書く。
母親は、スーパーの果物を見て秋の訪れを感じたこと。
父親は、外回りの仕事で汗をかいて、自動販売機を見つけてうれしかったこと。
子供は、初めてリコーダーを吹いて全然うまくいかなかったこと。
 
数行を気楽に書いて渡す。あまり欲をかくと続かない。子供が書かなくてもしからないで、親は書き続ける。子供はそれを読むだけでも栄養になる。親はそれを楽しみの一つにする。

親が楽しんでやっている内に、子供もつられてくる。気楽に楽しくやること。

上のことをノートでやれば、交換日記になる。これだと、紙が散逸しない。

2,
一行でもよいから毎日日記をつけると、書く力が伸びる。一行ずつでも書き続けていれ ば、ある日たくさん書きたくなるようなことが必ず起こる。

たくさん書いたら、本気で 誉める。子供は段々書くことが楽しみになってくる。
親が返事を書くようにすれば、これが交換日記になる。これは、親子の絆を強くする。

初出「小学三年生の心理」(大日本図書)


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