全ての思考はこのように進みます。
そして、そのもとになる情報は必ずしも文章であるとは限りません。

画像、映像なども思考のもとになる情報です。
または、人間同士の会話、人の表情、人の気持ち、雰囲気などもそうです。

ですから、広い意味での読解力とは文章だけでなくこれら多種多様な情報を読み取る力でもあるのです。
そして、文章の読解力と他の情報についての読解力は相関関係にあります。
つまり、文章の読解力が高い子は他の情報につての読解力も高いのです。

文章の読解力だけが著しく高くてそれ以外は苦手などということはありません。
実際、子どもたちを見ていても文章の読解力が高い子は人の気持ちや場の雰囲気を読み取り理解する力も高いのです。

人の気持ちや場の雰囲気を読み取るのは苦手だけど文章読解力には優れている、などという子は見たことがありません。

もしかしたら、説明文などの論理的な文章の読解についてはそういうこともあるかも知れませんが、物語文のような文学的な文章においてはあり得ないことです。
なぜなら、物語文の読解で一番大切なのは登場人物の気持ちを読み取ることだからです。


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