読解力は学校での勉強だけでなく、大人が生活していく上でも、あるいは社会人として仕事をしていく上でも極めて大切なものです。

当たり前のことですが、本、雑誌、新聞、ネットの情報などを読むにも読解力が必要です。

家庭菜園づくりのマニュアルや電化製品の取扱説明書を読むにも読解力が必要です。

子どもが保育園・幼稚園、学校などにいくようになれば、園や学校から出されるたくさんの文書を読まなければなりません。

また、役所やさまざまな業者からはいろいろな文書送られてきますし、それを読み取りときには回答をする必要もあります。

中には文意が読み取りにくい難解なものもありますが、しっかり読み取って対応しないと自分や家族が損をすることもあります。

例えば、私の手元に某保険会社から送られてきた書類がありますが、そこには次のような文章が書かれています。

「現在、保険会社では、保険法施行に向けて当該保険法の趣旨を踏まえた約款の再検討を鋭意継続中ですが、保険法の規定は「保険契約者等の保護」の観点からの決定事項が多く、一部の規定は保険法施行以前に締結されたご契約にも適用されることから、現在ご契約者様にご加入いただいているご契約につきましても、保険法の規定に合わせた約款によるお取り扱いと同様のお取り扱いに変更していくことが必要となりました。」

その後にもいろいろ書かれていて、私としては自分自身で何らかの手続きをする必要があるのかないのかが気になるところです。

そこで読み続けた結果、手続きは必要がないとわかったわけですが、なかなか歯ごたえのある文章でした。

お役所の文章もそうですが、民間のものにもかなり難解なものがあります。
お金や法律が関係してくる文章は特にそうです。

もっと読み手のことを考えた文章作りが求められるところだとは思いますが、大人になればこういう文章とも付き合って行かなくてはならないわけです。

仕事の場においても、メールや手紙、会議の議案書、各種の企画書、上司からの指示書、仕事関係の資料など、読み取るべき情報は数限りなくあります。

どんな仕事においても、その量は今後ますます増えることはあっても減ることはないと考えられます。

というのも、情報化時代の進展は全地球的な規模のものであり、後退はあり得ないからです。

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