算数においても、計算は得意だけど文章問題が苦手という子がたくさんいます。
そういう子は、文章で書いてある問題の意味が読み取れないので式がつくれません。


また、学年が上がれば上がるほど、教科書の説明も文章の量が多くなり内容も難しくなります。
例えば、算数の教科書には次のような文章問題が出てきます。

「まりさんは、1日平均50ページの読書をすることを目当てにしています。
日曜日から金曜日までの6日の平均は45ページでした。土曜日に何ページ読めば、日曜日から土曜日までの7日間の平均が50ページを達成できるでしょうか?」

これは、「平均」の問題ですが、「平均=合計÷個数」という公式を知っているだけでは解けない問題です。
文章問題に出てくるそれぞれの数字の関係を読み取る必要があって、それが一番難しいからです。

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