●質問

宿題・勉強への取り組み方や生活態度を叱ると反抗します。素直に聞いてくれる言い方はありますか。

●回答

否定の言葉を使わずに伝えましょう。

「なんで勉強しないの!やらなきゃダメでしょ」などと否定的な言葉で叱っていませんか?
これは全くの逆効果です。

否定的な言葉で叱られることが多い子は、自分自身を否定されているように感じ、素直になれなくなります。

やがて、「自分は愛されていないのではないか?」と疑うようになり、ますます親の言葉を受け入れられなくなります。

まずは否定的な叱り方をやめましょう。
そして、「先に勉強しちゃおう。後で気分よく遊べるよ」のような肯定的で前向きな言葉に切り替えます。

または、「手伝ってあげるから一緒にやろう」「問題読んであげるから今のうちに半分だけやっておこうよ」「ちょっとだけやってみよう」などと、取りかかりのハードルを下げてあげます。

あるいは、「さあ、勉強始めよう」「何分で取りかかれるかな?用意、ドン」と単純な言葉で、しかも明るい調子で促すようにします。

とにかく、否定的な要素を入れないで伝えることがポイントです。
そうしていると、子どもはだんだん素直な気持ちで聞けるようになってきます。

親も強い言葉で命令する必要がなくなり、よい循環が始まります。
それまでは、自分が否定されていると感じていたから素直になれなかっただけなのです。

初出「子育てお悩み相談室」(朝日新聞)

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