●質問

子どもの勉強へのやる気と集中力を高めるにはどうしたらいいでしょう。


●回答

例えば、夕方ごろに親から「宿題はもう終わったの?」と聞かれても、多くの子どもは「後からする」と答えます。

この後にまだいくらでも時間があると思っているのです。
でも寝る時間から逆算すると、勉強時間はあまり残っていないものです。

子どもも大人と同じで、〝締め切り〞が分かると、心の準備ができて、勉強しようとします。
そのためにもスケジュールの〝見える化〞をして、締め切りが意識できるようにすることが必要です。

ホワイトボードに帯状の時間割りを書いて予定を立てると、締切が明確になって勉強をする時間帯がはっきりするので、自然に心構えもできてきます。

それとは別のミニホワイトボードに、その日やるべき課題を書き出して、見える化しておくのも効果的です。

もう一つ実践してほしいのが、〝模擬時計〞の活用です。
模擬時計とは画用紙にアナログ時計を描いたものです。

本物のアナログ時計の横に、勉強開始時刻の午後5時30分を指した模擬時計が貼ってあるだけで、「さあ、勉強まであと5分」と、気持ちが切り変わっていきます。

目に見えない時間の流れを”見える化”することで、締切効果が働いてやる気と集中力が出てきます。

初出「子育てお悩み相談室」(朝日新聞)



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