●質問
子ども本人に自律と自立の芽を育てさせるには、親としてどう接すればいいのでしょうか?

●回答・・・自律・自立はさせるものでなく、するもの。

親の「させなきゃ」は子どもをせかすことになり、うまくいかないケースが多いのです。
たとえば、幼いお子さんが一人で寝られない場合、一人で寝ることを強制すると「暗闇が怖い」「常に不安を感じる」といったマイナスが発生することもあります。

中途半端になるより、じっくり構えて、足りない部分を助けてあげてください。
そうすれば「熟した柿」が自然に落ちます。

中高生の場合、「だらしがない」「勉強しない」「やる気がない」などが目につくでしょう。
しかし、口うるさく注意しても逆効果になることがほとんどです。

そこには目をつぶって、別の方面からアプローチしたほうがうまくいきます。
それは、子どものいいところを見つけて、ほめて伸ばすことです。
すると、子どもに自信が生まれ、苦手なことにもいい影響があります。

目につくところを直接なおそうとすると失敗します。
別のところ、つまりほめられるところをほめて伸ばせば、その子が生き生きしてきて、目につくところも間接的に改善されます。

初出「子育てお悩み相談室」(朝日新聞)

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