●図鑑を使ってもらうために、親は具体的にどんな声掛けをしたらいい?


テレビをきっかけに図鑑を開くのは、とてもいい方法です。
例えば「ダーウィンが来た!(NHK)という番組でゾウを見たら、動物図鑑でゾウについて調べてみます。

するとさらに知識が増えますし、記憶の定着もよくなります。
また調べたものについての関心も高まります。

ニュース番組で地球の温暖化について見たら環境の図鑑で調べ、歴史の番組で徳川家康を見たら歴史図鑑で調べます。

親子のおしゃべりをきっかけにするのもいいですね。
例えば、弟が「ツバメが巣の中のヒナにエサをやるところを見た」と言ったら、鳥図鑑でツバメを調べます。

お父さんが「この前出張で行った北海道の釧路湿原はすごく広かった」という話をしたら、地理図鑑で調べます。

実際に体験したことをきっかけに図鑑を開くと、とても興味を持って見ることができます。
例えば、鉄道博物館に行ったら鉄道図鑑を見、JAXA(ジャクサ)を見学したら宇宙図鑑を見ます。

アサガオを育てるときは植物図鑑で調べ、カブトムシを飼うときは昆虫図鑑で調べます。


●調べたところにマークをしておくと、記憶の定着に役立つ

ところで、このように図鑑で調べたときに、ちょっとした足跡を残しておくことをお薦めしたいと思います。

調べたところの見出しをマーカーで塗っておく、大事なキーワードを色ボールペンで囲んでおく、見たページの番号を丸で囲んでおくなどです。

このようにしていると、足跡がだんだんたまってきます。
すると、もっと増やしたくなってきます。

半年も続けていれば、あちらこちらに足跡がたまってきて、「マイ図鑑」という感じになってきます。

それに、足跡を見る度に読んだ内容が瞬間的に思い出されるので、記憶の定着にもつながります。

これらは博物型の図鑑についてでしたが、テーマ型の図鑑なら読み聞かせが効果的です。
テーマ型は絵本のような作りになっているので、写真やイラストを見せながら読み聞かせてあげるといいでしょう。


つづく
http://zukan.gakken.jp/special/sp-01-3.html

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