●種類の多い図鑑も「博物型図鑑」と「テーマ型図鑑」に分けてみると、子どもに与える図鑑が見えてくる


一口に図鑑と言っても実にいろいろな種類がありますので、「わが子にどんな図鑑を選んであげればいいのか?」と迷ってしまう人も多いと思います。

 図鑑を上手に選ぶために必要なのは、まず図鑑は大きく2種類に分けられるということを頭に入れておくことです。

それは、「博物型図鑑」と「テーマ型図鑑」です。

 例えば、昆虫図鑑ではいろいろな昆虫が羅列的かつ博物的に紹介されていますし、植物図鑑ではいろいろな植物が同じように紹介されています。
これらが博物型図鑑で、動物図鑑、魚図鑑、恐竜図鑑などもこれに当てはまります。

これに対して、例えば『なぜ?の図鑑』のように、「なぜ」をキーワードにして、「なぜうさぎの耳は長いの?」「なぜ夜になると星が出るの?」など、子どもたちが興味を持てるテーマに沿って編集してあるのがテーマ型図鑑です。

 「ひみつの図鑑」「一生の図鑑」「いちばん!の図鑑」などもこれに当てはまります。

この2種類の違いを頭に入れた上で、次に進みます。


●興味のある分野の図鑑を与えると、頭が良くなる


図鑑を選ぶときは、「子どもが喜んで見たり読んだりできるもの」を基準にするといいと思います。

ですから、博物型の図鑑を選ぶときは、昆虫が好きなら昆虫図鑑、恐竜が好きなら恐竜図鑑ということになります。

親御さんの中には、恐竜は学校の勉強に出ないから必要ないと考える人がときどきいます。
でも、本人が恐竜が好きなら、ぜひ恐竜を深めさせてあげてください。

もともと好きなことなら喜んで読みますし、知識もどんどん吸収します。
すると、そのことが誰よりも好きで得意になることができます。

これによって、自分に自信を持てるようになりますし、自分が好きなものを深めていく喜びを味わうこともできます。

同時に、好きなことに夢中になって頭を使っているうちに、認識力、思考力、記憶力、読解力、情報収集力などがつ いていきます。
これらの能力は、勉強に使う能力そのもので、この能力が上がる事で、頭が良くなります。


つづく
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