前回の続きで、朝気持ちよく起きるための工夫の続きです。

4,おしぼりで顔を拭く
枕元におしぼりを置いておき、目が覚めたらそれで顔を拭きます。
顔がさっぱりしますし、手を動かすことで脳が刺激されます。

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5,眼鏡をかける子はすぐに眼鏡をかける
近視の子は、目が覚めても眼鏡をかけないままでいると、いつまでも周りがぼやけて見える状態でいることになります。
これだと、頭もはっきりしてきません。
眼鏡をかけると周りがはっきり見えるようになり、頭もはっきりしてきます。

6,寝たまま運動
手と足を握ったり開いたりする「手足ニギニギ体操」は誰でも簡単にできます。
思い切り背伸びをしたり、足を上下に動かすバタ足をしたりするのもいいでしょう。
とにかく、寝たままでも動かせるところを動かせば脳が刺激されます。

7,10回言う
何でもいいから声に出して10回言います。
とくに、楽しいこと、がんばること、いい自己イメージに結びつくポジティブなこと、などがお勧めです。

「今日は図工だ、うれしいな。今日は図工だ、うれしいな。……」
「今日も国語で発表するぞ。今日も国語で発表するぞ。……」
「今日も縄飛びがんばるぞ。今日も縄飛びがんばるぞ。……」
「水泳大会優勝だ。水泳大会優勝だ。……」

口を動かして声を出すことで、発声するための筋肉が動き脳も刺激されます。
もちろん、10回と言わず、もっとたくさん言ってもいいのです。
言えば言うほど効果があります。
毎日言うことを変えるのが面倒なら、毎日同じことを言うのもいいでしょう。

8,楽しみを朝に持ってくる
楽しみを朝に持ってくると、早く起きられるようになります。
犬の散歩、漫画を読む、ブロック遊び、粘土、お絵描、きなど、その子自身が楽しめるものです。
ある子は、朝起きたらすぐ台所でオレンジジュースを飲むとうように決めてあるそうです。

録画しておいた好きなテレビ番組を見るのもいいでしょう。
「テレビは録画してから見る」という習慣をつけると、テレビの都合に自分を合わせなくて済みます。

9,親が楽しく起こす
いろいろ工夫してみてもなかなか起きられないという場合、または、いろいろ工夫するのが面倒だという場合、そういう場合は親が起こしてあげればいいと思います。
大人でも、自分で起きられなくて子どもや家族に起こしてもらう人はたくさんいます。
朝起きが苦手でも、仕事はしっかりやっていて、立派に生活している人はたくさんいます。

どうせなら、楽しく起こしてあげましょう。
明るく楽しい雰囲気で起こしてあげましょう。

なお、前回目覚まし時計について書いたところで、書き忘れたことがあります。
ある子は、自分の好きな音楽が流れる目覚まし時計にしたら、朝気持ちよく起きられるようになったそうです。

ここまで、朝気持ちよく起きるための工夫をいろいろ書いてきました。
もともと朝に強い人は、こんなことが必要なのかと思うかも知れません。
でも、朝が苦手な人には必要なのです。
それをわかってあげてください。

とくに、「親が朝に強くて、子どもが朝に弱い」という親子においては、親の理解がとても大切です。
もちろん全部をやる必要はありませんが、子どもに合わせてやってみてください。

(なお、朝気持ちよく起きるための工夫は、ある種の不登校の予防にもなります)

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