「ゲームはもういい加減にしなさい!」と叱っている親御さんは多いと思います。

私も講演の後の質疑応答でその解決法についてよく尋ねられます。


まず絶対に必要なのは、次のようなことを決めることです。

○一日や一週間の上限時間

○やってよい時間帯や場所

○ゲーム機の置き場所

○やるための条件

○やってよいゲームの内容と買い方

○ルールを守るための工夫


でも、無理なルールを親が一方的に押しつけるとうまくいきません。

子どもは隠れてやったりごまかしたりするようになるからです。

大切なのは、親子でよく話し合ってお互い納得できるルールにすることです。


ルールを決めたらホワイトボードに書いて見えるところに置きます。

明文化しておけば、いつの間にか忘れたりいい加減になったりということが防げます。


そして、ちゃんと守れているか毎日見届けをすることが大事です。

そして、守れていたらほめ、守れていなかったらその日のうちに注意します。


ルールを決めても親が毎日の見届けをしないと、いい加減になっていきます。

その結果、何日も経ったある日、親が大声で叱りつけることになります。


親が毎日見届けをして、ほめたり注意したりなどの声かけをしていれば、ルールは守られます。

ルールが守られないのは子どものせいではなく親のせいだと考えるべきです。


ルールが現実に合わなくなったら、相談して書きかえましょう。

そうすれば、アリの一穴から全てが崩れることもなくなります。


親がゲームをやってみるのも一つの方法です。

子どもの気持ちもわかりますし、やってよいゲームとそうでないものもわかるようになります。

子どもと競うとか教え合うなどの触れ合いもできます。


他にやることがないとゲームにのめり込みますので、代替物も大切です。


自然体験はイチオシですが、絵、ブロック、粘土、プラモデルなどの創造的な遊び、カルタ、トランプ、ボードゲーム、将棋、囲碁、オセロなどの知的な遊び、あるいは思い切り体を使う遊びもお薦めです。


初出『聖教新聞』(2012年3月23日から連載)

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