理科のテストがいつもできないけど、少しでも点数を採れる方法はないでしょうか?
このような質問を時々受けることがあります。
特に高学年になると、テストの出来不出来に親子共々敏感になってきますので、このような悩みをお持ちの方々も多いと思います。
手っ取り早くて、しかも必ず効果が期待できるのは、教科書の音読です。
音読とは、声を出して本を読むことです。
普通音読と言いますと、国語の教科書の音読を思い浮かべることが多いと思います。
事実宿題で出される音読も、大抵は国語の教科書の音読です。
ですが、私は、社会や理科の教科書の音読も宿題に出します。
特に、テストの前にはこれをやらせます。
社会や理科の教科書の音読をやったときとやらないときとでは、そのテストの平均点は20点近く違ってきます。
というのも、小学校のテストは全て、教科書の記述を元にして作られているからです。
教科書の記述を元に、順番を変えたり、質問形式に書き換えたりしているだけなのです。
したがって、テストの元になっている教科書を何回も何回も音読して頭に入れておけば、断然有利です。
それ以外からは出ないのですから。
もちろん、読んで読んで読みまくって、最終的に暗記してしまうことができれば最高です。
特に社会でも理科でもよく出る穴埋め式の問題には、圧倒的に有利です。
例えば、「信長の有力な武将であった秀吉は、信長の死後、すぐに○○○○をたおし、○年で全国の大名を従えました。」という穴埋め式問題が出たとします。
これは、「信長の有力な武将であった秀吉は、信長の死後、すぐに明智光秀をたおし、8年で全国の大名を従えました。」という教科書の記述を元にして作られています。
ですから、事前に何回か音読しておけば、正答率はかなり上がります。
社会や理科をどうやって勉強させればよいか分からないとお悩みの方々は、ぜひ試してみてください。
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