またまた、突然ですが、ここで問題です。
次の漢字だけの文を読めますか?

「木農、和多詩葉画津子宇荷息真下。」

まだ読めない人には、ヒントをあげます。

ヒント1
これはゲームの一種です。
ヒント2
これは漢字の当て字作文です。
ヒント3
「木農」は「きのう」と読みます。

それでは答えです。
「きのう、わたしはがっこうにいきました。」と読みます。

これは、前回の漢字しりとりと同じく、楽しみながら漢字に親しめる楽勉です。
少し練習してみましょう。
答えは最後の最後に載せます。


手似洲画大巣気。

子野後路、意医店木野費我御甥奈亜。

弁器用派多野私稲。
4 大人用の難問です。難しいですよ。
千代此干支方(米-斐)多(色-路)。

この漢字の当て字作文は、3年生くらいからがお勧めです。
1,2年生には、やめておいた方が良いかもしれません。
というのも、1,2年生だと、漢字が意味を持つ文字だということがまだよく分かっていないからです。

例えば、1年生で「木」という漢字を習うと「きもちがいい」というのを「木もちがいい」と書く子が大勢出てきます。
「えきに月ました」「うちわで青いでくれました」などと書く子もいます。
1年生は習った漢字が使いたくてしょうがないので、日記などに「草った草が草かった」などというほとんど芸術的なものまで出てきます。

このようには書かないのだということを説明しても、なぜなのか今ひとつよく分からないのが1年生です。
子供によって違いますが、2年生くらいまではときどきいます。
こういう段階で、この漢字の当て字作文をやると混乱の元ですから、やらない方が良いでしょう。

5,6年生くらいになりますと使える漢字が増えるので、この楽勉をかなり楽しめます。
授業で教えると、休み時間にやる子も出てきます。
難しいのを作って、「先生、先生、読める?」とうれしそうに持ってくる子もいます。
日記をこれで書いてきた子もいて、こちらは読むのに大苦労したこともあります。

国語の教科書の一番後ろに、習った漢字をアイウエオ順に並べた表があるので、それを見ながら作ると良いでしょう。
子供用の漢字辞典もお勧めです。
パソコンを使えば簡単にできますが、簡単すぎて、勉強にはならないかもしれません。

漢字しりとり同様、ぜひご家庭で楽しんでみてください。
漢字を楽しむという発想でやってみてください。

さて、それでは問題の答えです。


手似洲画大巣気。
てにすがだいすき。


子野後路、意医店木野費我御甥奈亜。
このごろ、いいてんきのひがおおいなあ。


弁器用派多野私稲。
べんきょうはたのしいね。

4 大人用の難問です。難しいですよ。
千代此干支方(米-斐)多(色-路)。
ちよこれえとがたべたい。
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